2016年9月16日金曜日

花芽は順調に

9月16日(金曜日)
今日も不安定な天気ながら晴れて来ましたので、ちょっとバイクに乗って市内各所を回りました。
 用事は別として、まず丸山公園に行き桜標本木を見ますと、ご覧(写真)のように花芽がやや大きくなった感じでした。このままの大きさで晩秋までに栄養を蓄えますので、この後花芽は丸味を帯びて来るのです。まあ順調良く生育している感じです。
 その後和霊公園と天赦公園に植えた<伊達入部400年祭記念樹>も見て回りましたが、この方の芽はまだ細く小さい感じでした。
 一方数本には高所の枝が折れていましたので、直ぐ関係部署に連絡を入れ処置をしていただくようにしました。
 せっかく寄付された樹木なので出来れば大切に育てたいのですが、自然に身を任す状態なのでどのような事故が発生するか分らないのです。人為的なものであれば比較的解り易いのですが、今日の事案は人の手の届かない場所だったのです。
 公共的にある諸物は市民のものです。大切にして見守りたいですね。(宇和島市桜観測員I)
 注)和霊公園で観察していた時、以前の桜観測隊員の方とぱったりお会いしました。お元気そうでしたよ。

2016年6月18日土曜日

桜環境管理は?

6月18日(土曜日)
 明日19日08時30分からは<桜環境管理>を予定していますが、生憎雨の降る確率が60%となっています。
 今の処この60%がどのような影響が出るのか定かではありませんが、一応<小雨決行>を考えている処です。
 一応小生はバイク用の雨カッパを用意して行きますので、少々の雨ならば作業は出来るのです。でもお手伝いして頂く方は小雨決行であっても、雨に濡れ風邪でも引かれたら今後の生活に支障を来たす場合がありますのでご遠慮されて結構です。
 まあ今年は地元の行事でも雨で中止となる事が数回ありましたので、小生の日頃の行いが良くないのかも知れません。
 今夜は神に祈り、仏さまに手を合わせ、お神酒を頂いて就寝しましょう。(宇和島市桜観測員I)

2016年4月12日火曜日

名残の桜

4月12日(火曜日)
 昨日女房殿とお墓にお参りに行った折、その近くの駐車場にあった桜木にはもう散りかけたものがありました。
 標本木の方はすっかり葉桜と化しましたが、この桜木にはまだしっかりした花を付けた枝が見えたのです。懐かしい!と思って携帯のカメラでパチリ!
 このような桜に会えるのは、11か月先の話ですね!
 よく見ておいてくださいよ!(宇和島市桜観測員I)

2016年3月30日水曜日

満開となったが!

3月30日(水曜日)
 昨日宇和島の桜標本木は満開となりましたが、未だ丸山公園の桜の開花はまちまちです。
 一方和霊神苑及び天赦公園の桜並木の分も満開のもの有り未だ五分咲きのものありで、今年は不揃いの咲き方が目立ちます。
 桜標本木の真向かいに見えます山すそ(写真左手の青い山)では、山桜が咲いていますがこの方も不揃いです。近年この山桜の咲き方にも異変が起こっているのでないでしょうか?
 数年前までは山桜が咲き、続いてソメイヨシノが咲くという順番があったはずです。近年の気象に影響されたのか、又はそれぞれの桜木の勝手で咲いているのでしょうか?不思議です。
 せっかく咲いて頂いた花です。文句を言わずに楽しみましょう・・・。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月28日月曜日

満開目前

3月28日(月曜日)
 午前中は別のボランティア活動で動けませんでしたので、午後の観測に出かけました。
 この処太陽光が燦々と輝く日が数日あってか、桜標本木では急いで急いで!とあちこちの枝では開花が進んでいます。
 ご覧の様にほぼ全ての枝で7~8割程度の開花が認められました。
 気象庁の基準では8割を越しますと<満開宣言>が出ますので、この宇和島でもそれに沿っての観測と同時に宣言も行っているのです。明日には正式に発表するつもりです。
 今日は気温も春本番を思わせる様に上がりましたので、明日は多くの花見客が訪れられると思います。
 お花見結構ですが、ここは公園内です。不用になったゴミは全て持ち帰りましょう。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月26日土曜日

開花予測が計算値と一致

3月26日(土曜日)
 小生はもう10年余り前から<宇和島市桜観測員>を委嘱され、この時期には市内丸山公園に行って毎日(時には2回以上)の観測を続けている処です。
 その観測とは、<目視観測>と<計測観測>また<開花予想日>の推定も行っているのです。
 <目視観測>では、桜の芽の動きを遠目からの目視で行っている事と、時には双眼鏡での観測も行うのです。
 <計測観測>では、目視観測で得られた芽の状態によって<ノギス>を用いての観測も並行して行うのです。
 さらに<双眼鏡での観測>は、遠目での観測と同時に確認作業として並行運用する事があるのです。
 そういった<目>の観測と同時に、家では気象記録による開花予測も行っているのです。
 これは地元宇和島にあるアメダスのデータ(気温)を用い、その値を翌日集計計算しながら事を進めているのです。
 そういった<目視>と<計算値>を合算しながら<開花予測日>を現すのです。
 今年はこの時期ちょっと他の用事と重なりましたので、2~3日ほど<計算値>の集計が出来ていませんでした。
 今朝ほどその最終値の計算を行いますと、以前から使っていました<開花予測式>の開花日に合致したのです。
 何事も、日々の作業の積み重ねで事を進めなければなりませんね!失敗!失敗でした。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月20日日曜日

🌸宇和島の桜も咲きましたよ!🌸

3月20日(日曜日)
 今日は一転して上天気となり、また気温も上がりました。
 今朝10時の時点で桜標本木では数輪の開花が確認され、またその後の天候状況で数輪の開花が見込まれました。よって「午後には確実に咲く」ことを念頭に、午後2時<桜開花式>を挙行しました。
 小生は13時過ぎには標本木前に行き各所で開花状況の確認作業をしますと、更に数輪の開花があり気象庁基準の5輪以上の開花に達していたのです。
 よって午後2時から市長や行政職員と共に桜標本木前にて<開花式>を行い、多くの報道陣が取材に来られました。また地元の方や元隊員の方など10数名の方も交え、記念撮影を行いました。
 今年の開花日は低温期が少なかったにもかかわらず、当初予想した日よりやや早目となりました。しかし未だ近年の植物の生態は、地球規模での気象変化に追随しているかどうかも含めて謎だらけなのです。
 一方見頃となる桜の満開は、今月末から来月上旬にかけてが良いと思われます。
 なお先陣を越されましたが、宇和島の桜が開花したことに感謝致します。(宇和島市桜観測員I)

桜開花式典を!

3月20日(日曜日)
 福岡など桜開花した地点に遅れること1日、つい先ほど「ひょっとすると」と思って観測に行きますとご覧の花芽が開花していました。
 またほかの場所でも2輪開花し、それに続く花芽も多数見つかったのです。
 よって本日午後2時より、<桜開花式>を挙行する事になりましたので是非丸山公園桜標本木付近にお集まりください。
 まずは<速報値>でした。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月19日土曜日

残念!至極!!

3月19日(土曜日)
 つい先ほど桜開花観測から帰りました。
 とその時小生の携帯にメールが入ったのです。遠く仙台からのものでした。
 開けてみますと<がっくり>した記事の内容でした。それは<福岡>で桜が開花したとの知らせだったのです。平年よりも4日ほど早く開花し、日本一に輝いたそうです。
 今朝も桜標本木に行きますと、早くも数人の方がお見えになり桜談議をされていました。小生も仲間に加わりながら観測しますと、昨日よりやや(花芽の先が)白くなった花芽(=白芽)を見付けました。また花芽の先もやや丸くなってきたのです。という事は、一両日のうちに開花する可能性が大になったのです。また一方で、遠目に見える山桜もあちこちで咲いているのが確認されました。更に近くにある大島桜の開花も確認した処です。
 こういった状況なので、桜標本木の開花は時間の問題かと思われます。
 先を越されましたが、待ち遠しいですね。
 春を告げる<花便り>が目前に迫って来ているのです。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月17日木曜日

気が抜けぬ!

3月17日(木曜日)
 今朝の桜標本木の観測では、最大長20㎜を超える花芽を発見しました。
 また午後の観測でも、あちこちでそれに追随する花芽が出現しているのです。
 先日の降雨の後、気温上昇と太陽光の影響で大きくなったのでしょう。
 花芽の成長速度が次第に加速度的に出て来ましたので、これからは気の抜けない日々が続きそうです。
 よって本日より1日2回の観測、すなわち午前10時と午後2時(14時)の観測とし、2人体制で目を皿のようにして観測するつもりです。また双眼鏡という助っ人も登場し、元桜観測隊員や地元の方、通りすがりの方、観光客の方々も助っ人として大歓迎ですよ!
 桜を愛する人は皆善人です。悪人は居ません!また宇和島を愛する人々なのです。
 ぜひ丸山公園に足を運ばれ、良き瞬間に遭遇して下さい。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月16日水曜日

予想外に!

3月16日(水曜日)
 昼頃ある報道から連絡がありましたので、市内2か所の桜を観測した後現地に出向きました。
この写真の桜は<和霊神社前の公園>で写したものですが、もうすっかりお花見気分のように花芽の先が膨らんでいます。
 桜標本木とは種類が違っていますので、小生たちが観察測定しています数値が開花に繋がるかどうかはまだ不明です。しかしこの花芽はすっかり成長したでしょう!花芽長18㎜に達しているのです。ソメイヨシノであればあと5日ほどで開花するのですが、この桜の種類が違っていますので開花は何時になるのでしょうか?
 本格的な開花観測は今年が最初なので、どの程度で開花するのか数年かけ見守るつもりです。
 皆さんも時折りこの和霊公園や天赦公園に足を運ばれ、花芽の観察をされては如何ですか?(宇和島市桜観測員I)

2016年3月15日火曜日

赤芽多くなる

3月15日(火曜日)
 今日も定時観測に行きますと、桜観測に来られた方、散歩に来られた方、小生の友人など多数の方が何時もになく集まられました。
 そういった方々と談義しながら観測しますと、写真のような花芽があちこちで確認出来ました。
 その長さを測定しますと16㎜に達したものが確認出来たのです。という事はそれよりも大きい花芽もあるはずです。
今までの経験では、16㎜に達しますとほぼ1週間後の開花が見込まれるのです。という事は22日の開花の可能性が出てきたのです。小生が当初(修正も含めて)予想した日より2日も早くなるのです。またいろいろな気象会社でも、当初予想開花日よりも幾分早めに修正している模様です。
 近年の気象変化はその昔に比べて植物に与える影響が少しずつ変化している様なので、中々以前のような予想値が当てはまらなくなった様です。
 さてこの桜は、本当に1週間後の開花なのでしょうか?お楽しみに!!(宇和島市桜観測員I)

2016年3月14日月曜日

カビ蔓延?

3月14日(月曜日)
 
この写真は桜標本木なのですが、ちょっと恥ずかしいのかややハレーションを起こしています(?)。
 さてこの桜標本木ももう60年以上の高齢となった事から、木肌表面に色々な病原菌が付く様になりました。カビや寄生植物、更には木肌がもろくなって内がむき出しとなった所もあるのです。また枝も途中から折れる事も出始めて来てきました(写真参照)。
 そろそろこの桜標本木に見切りをつけ、代わりの勢いの良い標本木を見付けなければなりません。しかし、園内にはその基準となるべき良い木がなかなか見付からないのです。
 小生が桜観測員となってからもう10年以上経ちましたが、丸山公園は当時の雰囲気はあるもののあちこちで木々が倒れまた病気に苛(サイナ)まれている木が多く目立ち始めているのです。
 「何とかしなければ」と思いつつ、今の処なかなか進んでいないのが現状です。
 今年から新しく入られた桜観測員の方は大学で農業関係を教えられていた方なので、これから植物の生理について教えて頂こうと思っている処です。
 早く何とかしたいですよ!(宇和島市桜観測員I)

2016年3月13日日曜日

各所で赤芽発見

3月13日(日曜日)
今日の天気は下り坂に向かっていますので、早朝は青空が少し見えていましたが今ではどんよりとして曇っています。
 さて今日も桜標本木の定時観測をした後、和霊公園に寄って花芽の観測をしました。
 昨日の段階では未だはっきりと赤芽は見えていませんでしたが、今日は各所でそれらしきものを数多く発見しました。
 この写真でも数個の赤芽が見えるでしょう。この後茎が伸び花芽の先が割れて、次第に成長過程が見えるようになるのです。
 ただこの花芽は目線より上に向いていますので、下からの観測には難題があったのです。よって小生は枝先を少しでも目線に近づける様、ステンレス製の針金で引き寄せ観察している処です。
 この後茎が伸びながら花芽の先が数個に分かれ、開花の準備に向かうのです。
 あと10日ほどで開花の可能性が出て来ましたので、今しばらくお待ちください。(宇和島市桜観測員I)
 注1)この場所の桜木は桜標本木とは種類が違っていますので、開花予想時期は異なるかも知れません。
 注2)写真は、和霊神社前の広場(和霊神苑)です。石の大鳥居が見えますね。

2016年3月12日土曜日

赤芽発見

3月12日(土曜日)
 今日は生憎写真は撮りませんでしたが、標本木で<赤芽>発見(確認)しました。
 とはいっても数個ではありませんので、この花が咲いても<開花>にはならないのです。
 さて今日の観測では、標本木の花芽はずいぶんと横に太くなったように感じました。この後気温が上がれば一気に縦に伸び、16㎜に達するのは時間の問題かと思われます。16㎜に達しますと1週間後の開花が見込まれますので、待ちに待った<開花宣言>に繋がるかと思います。
 この後晴天又は気温が高くなれば1日0.6㎜前後の伸びが期待されますので、16㎜に達するのはあと3~5日後(15~17日頃)でしょうか?だとするとそれから1週間後。すなわち22~24日頃には開花する可能性が可なり大きくなってきました。
 さて待ちに待った<開花宣言>は、日本一に繋がるのでしょうか?
 24日は市内小学校で卒業式が挙行されますので、その日までの開花で式に花を添えたいですね!(宇和島市桜観測員I)

2016年3月10日木曜日

まるまると!!

3月10日(木曜日)
 今日の定時観測での写真です。
 丸山公園桜標本木の桜木は北向きに植樹されてはいますが、鬼ケ城からの寒気また南や西からの太陽光に照らされ順調良く育っています。
 近年この桜標本木が老齢化したことから、他の桜木に標本木を移さねばならないと思案している処ですが、それを知ってか知らずかまた小生の声を察知したのか、この桜標本木はこの頃早咲きが多くなっているのです。ここ10年でも片手で有り余るくらい日本一の回数となっているのです。
 それはさておき、この花芽はずいぶんと太くなっているでしょう!
 この処の陽気や降雨の影響で、休みなく成長を続けているようです。
 現在青芽ですが、もう数日すると花芽の先が伸びまた膨らんできます。そうしますと青芽が次第に濃いピンク色に変わり、その後やや薄いピンク色へと変化するのです。
 そうした色の変化がもう間もなくやって来ますので、日々の観測は欠かせません。その後は時間を追うごとに変化しますので日に何度となく足を運び観察しなければならないのです。
 皆さんも、そのような花の色の変化をお楽しみ下さい。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月9日水曜日

青芽多くなる

3月9日(水曜日)
今日は生憎の雨。九州から四国・中国地方にかけ可なり強く降っている処があります。
 そのため今日はバイクではなく車で観測に行きました。
 まず天赦公園と和霊公園に寄って花芽の観察をしますと、青芽の割合がかなり多くなり特に和霊公園ではほとんどの芽が青芽となっていました。
 さて本題の丸山公園の桜標本木の芽も、ここ数日の気温上昇と共に雨の影響を受けかなり大きく成長していました。それこそ1日見ない間にずいぶん様変わりしたように感じました。それは丸味を増したことと色の変化です。
 写真の花芽はずいぶん丸くなったと感じませんか?また見た目でも花芽の先が青く(緑色に)なったのが分るでしょう。
 こういった状況なので、この後晴れて太陽が燦々と輝くようになればかなりの成長が期待されるのです。
 今日も観測中に元観測隊の方とお会いし、しばらくの間お話をしました。でも話の内容は<桜>ではなく《写真撮影》の事だったのです。小生もその昔はカメラを抱えてよく山や海に行ったものでしたが・・・。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月8日火曜日

陽気に誘われて!

3月8日(火曜日)
今日は晴れて気持ちの良い日となりました。
 早速バイクを飛ばして(いや制限速度を守って)天赦公園の桜の花芽観測をした後、丸山公園の桜標本木に行って定時観測を行いました。
 数日前からの気温上昇と雨の降り方がマッチしたのでしょう。花芽はかなり急速に動き始めました。写真(丸山公園桜標本木)でご覧のようにほとんどの芽が青みを増しているのです。しかも横にも広がって(太って)丸みを帯びて来ているのです。
 こうなると後は背伸びの問題です。この花芽がぐんぐんと伸び、16㎜ほどに達しますと後1週間程度で開花の可能性が出てくるのです。
 当初の開花予想日を2月中旬少し修正しましたが、このような状態になるとまたまた修正しなければならないかも知れません。
 植物の気持ちは全く分かりませんので、それこそお天道様にでもこっそり聞かねばなりませんね。
 待ちに待った桜の開花はもうそろそろ目の前に迫ってきましたので、皆さん心待ちにして応援して下さい。
 注)開花観測をしています天赦公園及び和霊公園の桜木と丸山公園(桜標本木)の桜木は種類が異なっていますので、開花の時期は必然的に異なります。(宇和島市桜観測員I)

2016年3月3日木曜日

ひょっとすると?

3月3日(木曜日)  今日は3月3日桃の節句ですが、生憎桃の話ではありません。
 今日は朝から上天気となり気温も昨日以上に上がりましたので、バイクを飛ばして桜の花芽観測をしてきました。
 早速枝先の花芽を観察しますと、少し横に膨らんだものがあちこちに見えました。でも数日おきに観察していませんと、その膨らみ方が判らないのです。
 これらの花芽を数多く観察していますと、膨らんだもの有り未だ細いままのもの有り雑多です。この写真のものでも2~3個はやや横に膨らんでいるように見えませんか?
 という事で、ひいき目かも知れませんが予想通りの過程を踏んでいるように思えます。
 冷え込みの後の温かさによって、芽の動きが違っているのでしょう。
 さてこの6日(日曜日)11時30分から<桜観測開始式>を挙行しますが、天気予報では生憎の雨マークが・・・。
 一応行政とも連絡を取り、小雨でも決行する事になりました。何とか小雨で経過してほしいですね。皆さんのお越しをお待ちしております。(宇和島市桜観測員I)

2016年2月25日木曜日

え!動いたの?

2月25日(木曜日)
 天気は少し回復して来ましたので、午後から丸山公園にある桜標本木に行って花芽の観察をしてきました。
 周辺ではまだ冬の様相を呈していましたが、何か心に引っかかるものがありました。
 この写真は何時もの花芽で何の変哲もないのですが、ややひいき目かも知れませんが少し成長したようにも見えました。そう少し丸く膨らんでいるのです。
 この桜標本木の花芽も、秋には栄養を蓄え冬眠に備えていました。その花芽が数日前の寒波で熟睡し、今日の気温上昇と太陽の光で少し目覚めたようです。太陽に向かって背伸びをしている様にも見えました。
 ただ未だはっきりと動いた証拠にはなっていませんので、今後の気温上昇がものを言うかも知れません。
 春近し、花芽は間もなく開花に備え活動する事でしょう。待ち遠しいですね。(宇和島市桜観測員I)

2016年2月12日金曜日

早咲きには まだまだ足りぬ!

2月12日(金曜日)
 今日は気温がぐっと上がったのですが、まだ桜の花芽には良くありません。まだまだ冬眠期間が必要なのです。
 人間様のように、部屋の中で暖房をつけ外に行く時にはマフラーをするといったように、身を守る算段をしないのです。
 桜の早咲きには、一定期間の<寒さ>と目覚めをよくする<暖かさ>が必要なのです。こう言った仕草をするこの寒さが、今年は未だ少しばかり足りない感じがするのです。
 年間を通して2月上旬頃が最も寒い時期なのですが、1月下旬にぐっと冷え込みはしたものの数日で解消しました。またその後の気温経過もメリハリが少なかったのです。
 そう言った事で、桜の開花(特に早咲きに関して)はかなり微妙な気温経過となっているのです。
 つい先ほどある放送会社から電話取材が入りましたが、そういった気象変化の事も早咲きにはかなり微妙だとお答えしておきました。
 
 まあ人間様の考えと植物の動向とは違うかもしれませんが、長年の経験がものを言うかも知れませんよ!(宇和島市桜観測員I)

2016年2月9日火曜日

工具持参で山登り!

2月9日(火曜日)
 午後から予定されていた作業が他所でありましたので、そのついでに丸山公園にある桜標本木に行って少し作業をしました。
 作業と言っても大したことはないのですが、標本木の幹等から小さな枝が各所に出ていますのでそれを切っただけなのです。
 昨年には<標本木の観察に行った時には高枝ハサミを持参しなければ>と思って行動はしていたのですが、車を発車した途端何時も忘れていたのです。でも今日は、その言葉を思い出したのです。
 桜標本木の主枝等から出ています小さな枝を切り取りました。しかし高枝ハサミの長さは知れたものまた時間が有りませんでしたので、やっと1つの枝だけ手の届く範囲で作業を実施しました。ほんの一枝ですが気の持ち様ですネ。
 今年末には再びこの作業をしなければなりませんが、この時には行政に連絡を入れ大々的にする予定です。
 今日の作業は少しでしたが他の枝等に栄養が回る可能性がありますので、ひょっとすると喜んでいるのではないでしょうか?
 まあ数年来の願いが、ちょっとだけ叶いました。まずは一段落です!(宇和島市桜観測員I)

2016年2月8日月曜日

新観測員と!

2月8日(月曜日)
 今日午後から(今年から)新桜観測員となられた方と、市役所に於いて<事前打ち合わせ>を実施しました。
 今まで共に観測をされていた方はご高齢となった事や家庭の都合があってリタイヤされましたので、今年から新たに観測員を人選し実施する事になったのです。
 その方とは長年の付き合いでもあり、また宇和島に帰ってからも<桜観測隊員>として共に行動していたのです。
 そういった方なのであまり詳しいお話はしなかったのですが、作業の本筋だけはお話しておきました。
 今年の桜観測開始日は3月上旬を予定しておりますが、最終決定日は後日お知らせします。
 今の処桜の花芽は動いていないのですが、どうも昨年よりやや遅くなる可能性があります。これは今までの気象変化と、今後の気温推移が微妙だからです。
 行政では<桜開花予想日>のクイズを行うそうなので、ぜひ皆さんよく考えて投票願います。
 クイズに当選された方には、豪華な賞品が当たるとの事です。お楽しみに・・・!(宇和島市桜観測員I)

2016年2月7日日曜日

あともう少しの条件クリアーを!

2月7日(日曜日)
 さて今年も桜開花観測に係るデータ収集作業が1月1日から始まって、小生は1週間に1回は丸山公園に行って臨時観測をしている処です。
 桜標本木の桜の花芽は、まだ冬眠中でほとんど動いていません。
 さてそういった状況ですが、本日突然自宅の電話が鳴りました。とってみますと報道からのものでした。先日ある気象会社が<全国の桜開花>に関する報道をされたのですが、この宇和島の開花予測日は入っていなかったのです。
 その関係で宇和島の桜開花に関するものだったので、小生の試算予想日を概ねお伝えしておきました。
 まだこの先の気温によっては多少変更せざるを得ないのですが、現時点では概ねこの線で行こうと思っている処です。
 今年の桜開花は<開花の条件>を十分に満たしていませんので、昨年より少し遅れる可能性があるのです。

 松山のお椿さん頃が一番寒いと言われていますので、その頃の気温低下を期待しましょう。(宇和島市桜観測員I)

2016年2月1日月曜日

桜標本木にやや異変が・・!

2月1日(月曜日)
 今日は出入りが多く、市内を北へ行ったり南へ走ったりしました。
 さて午前中町へ行ったついでに、丸山公園にある桜標本木の点検を行いました。
 花芽の方はまだ動きは見られなかったのですが、桜標本木2の幹にはご覧のように苔がびっしりと付いていました。
 今年は当初から曇りや雨の日が多く、比較的湿度の高い日が続いていたのです。また桜標本木は公園内の北側にある関係かも知れませんが、枝張りや幹の苔の付き方が異常に目に付くのです。
 これも標本木自体が老齢化している関係かも知れませんので、一度樹木医に聞いてみる必要がありそうです。
 一方毎年1月1日から気温の変化で開花日を予測しているのですが、今年は未だ十分な熟睡期間が無いのです。
 近年の地球温暖化の影響でそういった期間が徐々に少なくなっていますので、この樹木も含めて成長過程の変化が徐々に表れている感じがしている処です。(宇和島市桜観測員I)

2016年1月17日日曜日

気温急変で期待高まる!

1月17日(日曜日)
 今日は一段と肌寒く、外に出て行く勇気がありません。
 さて年当初から、今年の桜開花に関するデータを取得し色々と予測を深めているのですが、当初の予想より大幅な変更を強いられるかも知れません。
 というのは、今週この冬第一級の寒波が日本全国を襲い、当地でも日最高気温が5度前後と予測されています。
 桜も植物です。十分な睡眠時間があれば、良い開花に繋がる関係があるからです。
 桜開花の好条件として、低温期間が1~2月にかけて5日間以上続き、その後3月上旬にかけ一気に気温が上昇しますと開花が早まる事(関係)が多い(高い)のです。
 小生がここ10数年記録を調べてみましたら、まさにその現象にぴったり合うことが80%以上あったのです。
 今年の気温変化が上記の通りだと、年当初予想よりもかなり早く開花するかも知れませんよ!期待しましょう!(宇和島市桜観測員I)

2016年1月8日金曜日

予測と計算値

1月8日(金曜日)
 桜開花観測に係る<開花予測式>に関連した数値をこの1月1日より集計開始しましたが、今の処(5~6日の値と長期予報)では、どうも昨年よりやや遅れそうな感じがします。
 桜開花には十分な熟睡期間と、その後の気温上昇期間が必要なのです。でも今の処冬眠や熟睡期間がどうも今一の感じがしているのです。
 昨年の桜開花は3月21日で日本一早い開花でしたが、今の(あまりデータの無い)予測では熟睡期間が予測出来ないのです。
 例年(松山の神社の)お椿さん祭り頃が一番寒いと言われていますので、それを期待している処です。
 でもその時期は2月中旬なので、果たして季節変化とそれが見合うのでしょうか?
 まあ植物の事ですから自然に任せておけば良いのですが、開花に関する事だけは予測通りに当ってほしいですね!(宇和島市桜観測員I)